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年末年始のお休みでキレイになった息子のお肌

息子の1年間くらいの写真を見たら、「大人になってきたなぁ」の一言に尽きるのですが、それはさておきお肌の観察にお肌を貸してくれた息子に感謝しつつ、時系列にホルモンバランスとお肌の変化、お肌に対する見たてを考えていきたいと思います。
ちょうど1年前。あどけない表情で、髪も無頓着(今だったら、すぐに伸びてきたら切りに行くオシャレボーイ)でぼさぼさ。5年生の後半。

2018年12月の終わり。

ミスタードーナツがあるということは、クリスマス！毎年恒例のとある男性からの差し入れ。

今年もご主人様から奥様へのクリスマスプレゼントエステでご来店くださいました。マキノのご家族4名様からのお土産です😊

この時はまだ、お肌ツルツルの息子。

なんとなく、ざらざらしてきて、毛穴が気になってきたなぁと思った2019年1月。

写真を見て行くと、2019年2月末のモンサンミッシェルの頃からちょっとずつポツポツとニキビが。

洗顔の指導をしながら様子を見ていたのですが、ちょっとずつ増えてくる…。

2019年5月だんだんニキビができる頻度がUP！

それほど気にならないといえばならないけど、ニキビ出来ては消え、消えては出来の繰り返し。

2019年7月　夏だからしょうがない、汗も出るし、皮脂も多いし、私も結構あきらめてた頃。

毎日洗顔は見てあげてチェックできる日はしてたんですが、やっぱり洗い方が雑！泡が残ってたり、そもそも眠くてお風呂に入って髪の毛だけ洗ってあとは放置、寝てしまってる(怒)。「ちょっと、朝起きて、洗顔フォーム付けて顔洗ったの？」「水で洗ったからもういい！」などなど、半ば反抗期もあり、そんな会話が多々。

母からは「思春期で、男性ホルモンが増えてて、そりゃ、仕方ないよ～」と言われてました。夏休みは祖母のところに一人で1週間くらい先に帰ってお肌のセルフケア。これがまた雑なので、1週間ぶりにあったら、ニキビがたくさん増えてて。もうイタチごっこ。そしてまた母から「思春期だからそれくらいできるってば」と。

そうなんだろうけどさぁ、何とかならないものか。

2019年秋になってだんだん色素沈着してきたり、大きいニキビになったり。全然解決の糸口が見えない。

月１の二人カラオケ。こんな時期ももう少しかもね。

涼しくなったらマシになるかな、と思ってたけど、やっぱりそんなに変わらずに…。

そして2019年12月

冬になったらなんとかなる？と季節に解決を求めていたけど、一向に良くならず、今度は洗えば乾燥が…と負のループに陥る

目のまわりが赤くカサカサになるので、洗顔を工夫して頬のニキビを減らしたいのだが、解決につながらず３Dクリスタルパック。

とにかく目のまわりの赤みが強くなりだして、乾燥がひどいので、乾燥する部分には３Dクリスタルパックで保湿。

2019年12月24日にご来店くださったお客様との会話がヒントになり・・・・。

ニキビケアの方法論

●毛穴の閉塞⇒毛穴をふさぐ角質の除去
●皮脂の分泌⇒皮脂分泌の抑制
●アクネ菌の増殖⇒殺菌

まさに私はこの方法論にこだわり過ぎていたなぁと反省。ニキビはこの３つの条件が整わないと悩むほどのニキビ、肌トラブルにはならないのですが、ニキビができて治ってもまたすぐできるというループから抜け出せないのには理由があり・・・・。

お肌のバリア機能がしっかり確立されていないからこのようになるのかなぁ‥‥、その証拠に、目のまわりの超乾燥はお肌のバリア機能低下。

つまり、
先にバリア機能の高い、保湿された健康なお肌を取り戻した方が良いのでは????

という考えにいたりました。

時は冬休み、いつもより時間がある。そんなラッキーな時期的なことも重なって、年末年始は洗顔チェックと保湿をしっかりスキンケアを毎日積み重ね‥‥。

本の数日前、こんなにキレイになってました。そしてだいぶ大人になったでしょ？この1年で。

2020年1月5日夕方　ちょっと小さいポツポツはあるんですが、お肌は半日単位で変わっているという私の持論。

「半日単位でお肌は変わっている」という理由は、半日単位でお顔を洗うことからきています。

なのでお肌の乾燥状態、皮脂バランスによって洗い方を変えて肌のバリア機能を弱めないようなケアを。

お肌がとても荒れているときは、洗顔はぬるま湯で。洗顔料を控える方が良いこともあります。
そういう場合はお化粧はしないほうが良いですね。落とすときにまたお肌の負担になります。

☟2020年1月6日早朝　☝の写真より半日後。

皆無ではないですが、ポツポツしていたものが小さくなり、もうすぐなくなりそうな気配。

キレイな肌は「角質層のバリア構造が安定して正常に形成している状態」。逆に乾燥した肌は、「角質層のバリア機能が十分に昨日していない状態」です。

お肌が乾燥状態だと、第二のバリア機能が働いてしまい、

●ターンオーバーが早くなる
●表皮色素細胞が活性化
●神経の伸長(これによって肌がピリピリ、ひりひり、化粧水がしみるような刺激になったりするのです)
●免疫反応

お肌はこんな風に反応してきます。

ですが、皆さん「ちょっと肌の調子が悪い」は誰もが経験することですし、「しばらくすれば丈夫な状態に回復」すれば問題ないのです。ちょっと調子が悪いがほんの一時的なことなら、ちょっとその時お肌の声に耳を傾けてあげればすぐに回復するのです。

でも、丈夫なバリアを作るサイクルに回復できない、つまり、「肌バリア機能が低い状態が慢性化」すると、息子のお肌のように、ニキビが治ってもまたできるイタチごっこになるのです。

私は「肌バリア機能が低い状態が慢性化」してるとは思ってもみませんでした。
お肌のヒリつきもないし、思春期だし、男性ホルモンの増え方にはかなわない(髭が、体毛が、身長が、声がわりが…)のかな、見たところ乾燥してる感じもないし、洗い方が悪い？やっぱり皮脂分泌が多すぎる？そんなことを疑っていました。

ですから、私が行ってきたのは、
皮脂を取る量をコントロールした洗い方の指導
角質除去のケア
皮脂分泌抑制につながる化粧品、サプリ
そしてアクネ菌を殺菌する効果のある美容液を付ける、ニキビ薬を使用する、

そういうことでした。

でも、お肌はどんどん角質層が乱れていき、不完全な角質が作られるようになり、それが毛穴をふさぎ、殺菌作用のある美容液を使うものだから、今度は美肌菌まで住みにくい環境にしちゃってたんですね。

それに気づいて約2週間。適切な洗顔に加え、保湿、殺菌作用のあるアイテム(美容液・薬)の使用頻度を減らしたところ、目のまわりの乾燥がなくなり、ニキビも変わっていきました。できないことはないですが、ニキビのでき方が変わり、毛穴詰まりがなくなってきました。ニキビは大きな赤ニキビから、できても小さな白ニキビに。黒ニキビも多かったのですが、なくなって来ました。

こうやって時間が経ってくると、ニキビ跡になっていた赤みも馴染んできて、なくなってくるような気配です。やっと1年ぶりにキレイなお肌が戻ってきて、とても嬉しいです。

私たち40代以上のフェイシャルで一番多いお悩み「シワ・たるみ」で、それはお肌の真皮層のコラーゲン、エラスチンの問題だったりします。「角質層のケアなんて、ホームケアで十分」と思って軽んじて考えてしまっていたところも正直あります。ですが、その角質層の健康が全ての前提で、そこが成り立っていないとどんなにお手入れしても、透明感あふれる艶肌には見えないんですね。

改めて、角質層のお手入れ、バリア機能を高めるスキンケアについて考える、「息子のニキビケア」でした。ヒントを下さった、A様に深く感謝いたします。A様も息子も、がんばれ～お肌のケア😄

私もこの経験、同じことで悩んでる方にお伝えしていきたいと思います😊

皆様のご来店、お問合せを心よりお待ちしております。

洗顔のアドバイスやお肌のバリア機能を高めるケアはお家でのケアが大事になってきますので、来店できない方でも美肌になれます。

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2020/01/07 コラム > 美肌