共感!ダイエット糖質制限を経た燃焼系ボディは糖質選択へ
大人気の「糖質制限」がじっくり学べるということで、10月17日には鹿児島の鈴木内科クリニック院長 鈴木 功氏(医師・国際中医師)のゼミを受講しに大阪まで行ってきました。しばらく忙しすぎて、この話題、1ヶ月遅れになりました。
美容とダイエットに大きな効果をもたらすと大流行の「糖質制限」。糖質制限の基礎知識と実践法を、第一人者として活躍する鈴木功氏から聞けるということでとても楽しみにしていました。
一番驚いたのは、身体の恒常性の維持(ホメオスターシス)という基本的な機能により、肥満の原因が過食にあるのだけれど、ホルモンバランスによって影響を受ける食欲と食欲制御機能が正常でないためということです。
過食するように命令しているのは自分の脳であり、カロリー制限は自分の脳と終わりのない我慢比べ。脳は基礎代謝を落とし飢餓感を加速させ、体重を体が適正と思う重さに維持しようとする。つまり、ホルモンバランスを正常にすることが大事!ということでした。
まず間食をする習慣で、低インスリンの時間が少ないので、夜の睡眠中にインスリンがマイナスになる時間が短く、頻回の食事が糖質の依存性、中毒性を高めている現状の人が多い。清涼飲料水や加工食品で使われている果糖ブドウ糖液という、異性化糖や中毒性があり食欲を刺激するグルテン、小麦の品種改良によって分解吸収されやすいアミロペクチンA、それによって血糖を急激に上昇、その後の低血糖を繰り返し、現代の食生活は糖質中毒を起こしやすいという構図になっています。
そのような中で「肥る」ということ。
その体重増加の原因は
①インスリン抵抗性
➡中毒性の高い糖質(精製度の高い穀物や砂糖)の頻回摂取
②栄養密度(ビタミンやミネラル)の低い加工食品
③頻回の食事=間食
④ストレス(コルチゾールが持続的に分泌)
この原因をクリアにしていくと、長期的に成功するダイエットとなります。
①インスリン抵抗を改善させる
②栄養密度の高い食品を選ぶ
③間食はできるだけしない、空腹感を楽し鵜
④ストレスを避ける(無理しない、我慢しない)
大事なことは、どの食品をどのタイミングで食べるかということ。
この4つの事項をひとつずつ見ていくと、
①インスリン抵抗を改善するのに役立つのが「糖質制限」。
そして「糖質制限」に続いて「ケトジェニック」、そして間欠的ファスティング(プチ断食)
糖質が最大のインスリン刺激となるので、まず糖質を制限する。そして低糖質高脂肪(適度のたんぱく質)の食事に。何を食べてもインスリン分泌刺激はあるので食べる回数を減らす=プチ断食、これでインスリン抵抗性を改善していきます。
この食事法で、しばらくキープするのですが、糖質代謝中心の体が脂肪代謝中心の体に変わっていき、ケトン体を出せる体になってきます。この体の適応過程で、ダイエット効果が出てきます。ケトン体が増えるにしたがって、脳もケトン体を利用するようになってきて、安定したエネルギー源が確保できるため、食事の間の飢餓感はなくなり、空腹感を楽しめるようになります。約1週間以内でこのようなことが体の中で起きてきて、2週間~4週間のところで、脂肪を燃やす酵素が細胞内に増加し、効果的な脂肪燃焼体質にかわります。体重の減少もいったん止まって維持期に入ります。
これからが大事なのですが、目標の体重に達したら、質の良い糖質を少しずつ増やしてみることが大事です。玄米、雑穀米など。間食はできるだけせず、食べるときには良質なもの(栄養密度の高いもの)をしっかり食べる、加工食品をできる限り避けるということが大事です。もう、ケトン体を出せる体になっているので、厳密な糖質制限の意味もあまりなくなってくるので、食べるときに「質の良いもの」を意識して食べることがとても大事になります。
その後、イベントや旅行などで食べすぎた時には間欠的ファスティングで調整していく、というやり方が効果的です。
このファスティングは
①ホルモンバランスが整う
②ヒト成長ホルモンの分泌量が増える
③体から老廃物を排出できる
というメリットがあります。
まとめとして、糖質制限は厳密に、一定期間やることに意味があるが、それを経ていったん燃焼できるボディになった後は糖質選択が大事。制限した後には良質の糖質をとること。
食べるタイミングも大事、そして食べない時間を意図的に作ること。
栄養密度(ビタミンやミネラル)の高い食品を選んで食べることが大事!ということでした😊
☝このメインステージも見たかったなぁ…。この日はちょっと忙しくて見に行けなかったんです。また来年、楽しみしています。もし行けたら、来年5月の東京会場も行きたいなぁと日程調整中です。
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