スコープで(^0_0^)お肌のキメも汚れも☆観察
お肌のことで、最近は「角栓」や「シミ」の話題が多く、日々いろいろと考える今日この頃。そういえば、少し前に、スコープでメイクしてる時と、洗顔後を撮影したデータをまだよく見てなかったと思い…。
わ!ナニコレ?ですが…
アイシャドウとまぶたは拡大すると
アイシャドウを塗った瞼。そんなに濃いメイクじゃないんですが、パウダーでキラキラ✨をお肌に乗せた状態。時間が経てば酸化もするし、異物なわけで、定期的にオフする必要のあるメイクアップ化粧品。
これをクレンジングすると↓
泡洗顔でWクレンジングで完璧
年齢によるまぶたの「ヨレ」もあるんでしょうが、皮膚表面は鱗みたいで、毎日毎日強いアイカラーをべったり塗ると、クレンジングやメイクアップ化粧品で、瞼の皮膚が弱くなることもあるのかなぁ…という考察。
マスカラの観察
これはきちんと洗ってリセットしなければ…目にもお肌にも悪そう…
小鼻を観察してみます
洗うことで、お肌の汚れは落ちますが、お肌の水分油分バランスを整え、自ら潤うことのできる「美肌菌」も流してしまいます。それが復活するのに約8時間かかるそうですが、お肌に水分、油分を与えることで、美肌菌の戻りも早くなってきて、またお肌の再生力が戻ってきます。潤ったお肌は外界の刺激にびくともせず「バリア機能」が高いという状態。
眉間の観察
こうやって見ると、キメがあるんですね。「ファンデーションのノリが良いとか化粧乗りが悪い」とか言いますが、これは「キメ」の存在やお肌のうるおいが「ノリ」を左右しています。こんな風にキメがあると、ファンデーションはよく乗るのですが…
一見フラットでキレイに見えるお肌ですが、皮膚が非常に薄くなってしまっていることと、△のキメがないものだから、ファンデーションなどが乗らないんです。
洗顔してキメがなくなった…のではなく、スキンケアしてキメが戻ってきたという感じですかね。前述のとおり、洗って酸化物質を取り除く、生きている限り、皮脂やターンオーバーで少しずつ汚れていくサイクルがあるので、それを定期的にリセットするというのが「洗う」という行為ですね。汚れの種類によって、クレンジング、泡洗顔、両方が必要です。
1つ前のブログ「お肌は「入れる」よりも「出す」が得意」で、Wクレンジングとお肌の機能について書いているのですが、その中で
角栓について
角栓=皮脂30%+老化角質70%
皮脂=メイク・汗、脂
脂肪系の汚れ→クレンジング料
老化角質=ホコリや垢
タンパク系の汚れ→泡の洗顔料
とお話ししていて。
理論の通りWクレンジングで洗ってみたけど結局は取れなかった鼻の角栓。
他のパーツで↓は唇💋口紅が1日経って風化したあと(笑)
私のお肌のキメについて
お顔の中でもやはり頬はキメがないところがあるんですが、他は結構キメがあるんです。
ただ、そんなお肌でも、洗顔直後は「キメ」を感じない拡大図↓ありそうな感じはするんですけどね、洗っただけの状態だと、まだ規則的なキメにはなってません。
スキンケアしてお肌が潤っていい状態になってると↓
口元ほどはないですが頬にもうっすらキメがあって嬉しいです。
思春期ニキビ始まり、生理前の不調や日焼け、乾燥、「絶好調!」という状態の方が少なかった私のお肌ですが、クレンジングと泡洗顔をエステ彩洗顔メソッドにしてから少しずつ調子が良くなってきました。20代の時はキメは摩耗して、ファンデーションも良く乗らない、くすみ肌でしたが、記憶に残っているのは35歳の時に初めて自分のお肌をスコープで見て「キメがある~」でした。
何度かお会いしている方に、「何かした?めっちゃお肌にキメができてる~」と、スコープと水分・弾力チェックの結果も踏まえて褒めていただいたことを思い出します。
話は戻って、私の
お肌のいろんなパーツをタイミングごとに観察すると・・
毛穴にちょこちょこ。大きくなってくると角栓ですね。
ここで角栓と洗顔についてちょっとお話をしたいです。
気になり出すと、ブラシ洗顔や道具を使って毛穴から詰まりをかき出したり、圧力で押し出したくなるのもわかります。
洗顔ブラシで話をすると、毛穴の直径は0.2~0.5ミリ。
これよりも毛先が細いブラシの毛じゃないと物理的に毛穴の汚れをかき出すことはできません。一方お肌の角質層はとても薄いラップのようなもので、ガリっとひっかいてしまうと、その角質が数層取れてしまう、繊細さ。
だから、毛穴の汚れを取ろうとしてブラシを押し付けるほど、表面のまだ必要な角質細胞や潤いをごっそりひっかいて取ってしまい、乾燥肌の原因に。お顔でも腕でも、ちょっとかゆいなぁと思って掻いていると、白く粉が吹いたり、カサカサになったりしますよね。逆にカサカサだからかゆかったりもするのですが、掻きだすと負のループ。どんどん角質を取られてしまいます。毛穴ブラシも同じようなイメージ。
ご来店される方の中には、「お肌は乾燥しているのに角栓になりやすい、なぜ?」と思う方も多く、それは「皮脂が多い→酸化して汚れる→詰まる→角栓」の発想。
「皮脂が多いのになぜ乾燥肌?」「乾燥肌なのになぜ角栓?皮脂はあまり出ないのに…」と思いますよね。
毛穴の中は肌の表面の一部なので、角層が毛穴の内側の奥までつながっています。毛穴は奥に行くほど狭くなり、狭いスペースの中で角層の代謝が行われるため、毛穴の中が過角化(角層が厚くなりすぎること)しやすく、かき出したり、押し出したりしても、また積もるようにして、詰まってしまいます。
毛穴のセルフケアで角層をはがされた毛穴の肌は、自然な反応で大急ぎでかわりとなる角質細胞を新たにつくろうとします。そして急いで作られた角質細胞は保湿因子の不足した、質の悪いもの。ガサガサ肌の垢のようなかさぶたのような状態なのです。それが毛穴の中で蓄積したり、皮脂や汚れと混ざり、あっという間にまた毛穴をつまらせるのです。
角栓を取り去ることに意味がないのに、はがしたり、押し出したりして物理的な刺激を与えることで、過角化の状態になり、結果、角栓はますます悪化するし、肌表面は乾燥してハリもなくだらんとして、ますます毛穴が目立つという現象が起こります。
スコープで見てしまったら、「あ、角栓、毛穴が詰まる~!!」と思って一生懸命、今日、明日の洗顔に力を入れてしまいがちですが、そうではありません。
角栓を育てないぐらいの気持ちで優しくお手入れを長期的に行う。
お肌に優しいクレンジングと洗顔で、日々少しずつ汚れを落として、角栓を育てないようにする、くらいの気持ちで、肌に刺激を与えないように優しくお手入れしていたら、少しずつ毛穴は目立たなく潤いとハリを取り戻し、角栓のできやすかった毛穴も上手にターンオーバーして、良いお肌を作り出すようになってきます。なので、気にしすぎないことと、洗顔の工夫が必要なのです。
要するに、毛穴もお肌の一部で、毛穴のお肌もうまくターンオーバーできるように適切な洗浄と保湿を行う基本のスキンケアの考えが大事なのです。角栓のあるところだけに目がいって「ここだけ!」と集中的にケアすることに目が行きがちですが、信じた洗顔方法と、そのあとの保湿ケアを地道に続けて肌改善を待つのが得策なのです😊
規則的に並んだ3角形のキメのあるお肌。こんなお肌だったら、肌トラブルもなく、キレイに潤って透明感の高いお肌ですね。
なかなかスコープを見る機会はないのかもしれませんが、どんな方も、かつてはこんなキメ肌をしていたんです。どんな方も、腕の内側や、バスト・お腹あたりは、紫外線の影響や摩擦も少なく、メイク経験もないので↑こんなきれいなキメ肌です。このご自身の内なる美肌を目標に、スキンケア、がんばっていきましょう😊
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